楽しい採取ですが　油断すると　危険が待ち構えています
思い出を台無しにしないよう十分注意して下さい

落石	海で落石？　と　思われるかもしれませんが 先週　ある磯場で事故が　ありました 家族で　採取にて　父親は　磯に潜って　採取 家族は　日陰を求め　陸側の崖下で　休んでいたところ 数ｍに　わたって　崖が　崩落し　運悪く　石が　子供の 頭に当たって　怪我をしてしまいました 救急車　呼んで　即　病院へ 命までは　大丈夫ですが　大怪我です 千葉の海岸線の岩は脆く　かなり　風化していますから 崖には　近づかないよう　気をつけましょう
ウエイト	2001/10/14 考えられないような事故が起こりました いしょに採取に行く仲間が　ウエイトは　どのくらい 付けるかと　聞くので　ウエットを着た場合　君なら １０Ｋぐらいと　教えてやりました それではと　彼は　安全をみて　７Ｋ付けて　深夜の海に ドボン　そのまま　海の中に　沈んでいきました 彼自身も自分に何が起こったのか理解できないまま 海の底まで沈んで　パニック状態の中　海底を蹴って また沈み　また蹴って　やっとの思いで　岸に　たどり 着いて　事なきを　えました 車で　夜飛ばし　海に着いたとたん　逸る気持ちを 抑えられず　深夜　ウエットも着ず　パンツ（海パン ではありませんパンツです）に　７Ｋのウエイトだけ　 しかりつけて　メガネ　足ヒレ　つけて　海に飛び 込んだのです 浮かべる訳がありません 教訓�@　ウエイト初めてつける人は　十分外す訓練を 　　　　　　しましょう 教訓�A　夜は危険ですから　止めましょう 教訓�B　ウエイト重量は　裸の時　ウエット着たとき　 　　　　　　どのくらいが適正か　浅い海で確認して 　　　　　　おきましょう
執着	2001/11/24 考えられないような事故が起こりました いしょに採取に行った仲間が　水深３ｍで　チョウチョを 見つけました　 チョウチョは　５０ｃｍぐらいの　石の割れ目に隠れたので 何とか　捕まえようと　石を　持ち上げ 下に　手網を　添えて　水面まで　持ち上げ　何度か繰り 返すうちに　魚は　網の中に ここまでは　拍手喝采なのですが それから　とんでもない事が　起こりました 魚が入ったので　石を放すと　その石が　腰のベルトに 刺してあった　もう一本の手網に引っかかり落ちません 手には　魚の入った　手網　 立ち泳ぎも限界で　底に沈んでは　底を蹴って　水面に 完全に　溺れ状態です　 たまたま　遠くで見ていた　もう一人の友人が　様子が おかしいので　　近くまで寄って　「大丈夫か？」と 声を掛けると　「俺は良いから魚を」　と　網を　渡して 沈んでいきました 何とか　石が外れて　友人は　助かりましたが しこたま　海水を　飲んだとの事です 助かったから良いものを　一寸間違えれば　命取りです 友達が駆けつけてくれなかったらと思うとゾッとします 冷静な判断と思っていても　状況が悪くなればなるほど 思考能力が　衰え　判断が逆の方向に行き　ニッチモ サッチモ　行かなくなる状態に　追い込まれますので 早めに魚を諦めましょう 私はそんな　愚かな事はしないと　思っている採取人が やりかねない事です　十分気をつけてください
スレ傷 日焼け クラゲ	2002/08/29 「ウエイト」　と　「執着」　は　同じ青年です　 今までの彼の採取スタイルは　手網1本　パンツ（海パン ではありませんパンツです）で　素潜りです あまりにも　危険な　採取スタイルです 流にまきこまれ　岩に体が　ぶつかったりして 素肌では　傷だらけに　なってしまいます 夏の暑いときでもウエット無ければ長袖シャツ等を着て 身を守りましょう 沖縄など暖かい海でも　着ることが　必要です 紫外線が強いですから　身を守らないと　火傷と　同じ 状態になってしまいます 日焼けで一番ひどくなるのが　足の後ろ うつ伏せ状態で採取しますから体の正面は焼けま せんが　裏側は　長時間　日にさらさせて焼けます　 特に足の後ろは　普段　日に焼けることはありません ので特にひどくなります 硬直し　足が　動かなくなり　激痛です 採取は　ウエット無ければトレパンはいて防御しましょう 　 もっと　危険なのが　クラゲ 私は　採り難くなるので　袖なしで　採取していますので クラゲに　なるべく刺されないように　手を使わないで　 泳いでいますが　それでも　刺されます　 やはり　長袖　手袋で　身を守るのが　鉄則です
高波 （陸側）	1990/11 海で恐いのが高波です １１月の末なので　人影もまばら　勇んで　沖に出ました 水温も低く　メガネが　雲って仕方が　ありません 場所は　一番沖の　岩の手前　３ｍぐらいの所で ここなら　安全と　立ち泳ぎしながら（水深３ｍ）メガネを 拭いていました　波は　静かだったはずなのですが そこに　高波　　岩を乗り越えて　頭から　かかって しまいました たいした高波では　無かったのですが　波で　メガネ　 落としてしまいました 基本的に泳げない私　メガネが無ければ　前に 進めません 陸側の岩まで　１０Ｍ　必死に　がんばったのですが なかなか　近づけません だんだん　沈んで　来ます　完全に溺れています　　 もう駄目　　仕方なく　ウエイト落としました ウエイトさえなければ　ウエット着ているので　沈む はずも無く　難なく　脱出 一直線で　岸に　戻り　ヤット　採取人を　一人見つけ　 ウエイト　メガネ　シュノーケル　借りて　落とした　 採取道具取りに行きました 海草が多くて　探すの　大変でした 海では何が起こるか　分りません　安全の為にも 夏でも　ウエットを　着ましょう 翌シーズンＯＦＦは　水泳教室の　３ヶ月　通いました でも　１５ｍ　しか　泳げません 水が恐くて　息継ぎが出来ないのです 才能がないのです
高波 （沖側）	2002/10/27 今日は風が強かったので　なるべく　穏やかなポイント を選びました　私は　一旦　沖に出て　回りこんで　 静かな　入り江に入ろうとしたのですが 初心者の　友人は　私に　付いてきて　　 急に追い越して　最短コースで　その　入り江に　行こう とし　岩に　近づきすぎた　所に　高波が 友人は波に　乗って　岩を乗り越えて　もまれながら 向こう側に　流されてしまいました 幸い　怪我は無く　無事でしたが 白波が立っているような沖の岩に沖から近づいては いけないのが鉄則です 巻き込まれて　打ち所が　悪ければ　大惨事と　なって しまします　波の力は凄まじく　巻き込まれたら成す すべも有りません　 危険なところには近づかないようにしましょう
イラ藻	2002/11/17 イラ藻：クラゲの幼生に刺されました 右手だけで　６回　 岩に着いていて　クラゲの幼生　と　思われます カリフラワーと　同じような　形で　大きさも同じです カリフラワーの一つ一つの花が　毒針を持った　 幼生です 色は　土色や　若干　緑が　混ざった　色をしていて 触ると　その部分が　白に　変身します 写真は　手に入れて　掲載したいと思います 海から上がって　すぐ　アンモニア治療したので この程度で　治まっています　そのままですと 刺された部分が　葡萄色の水膨れになります 私は　たいしたことには　なりませんが 人によっては　腕が　倍ぐらいに　腫れ　激痛が走り 当然採取不能になります やたらに　岩に　近づかない事です イエローハウスさんの手です 手　指は　倍に膨れ上がり　ボコボコです あまりにも酷い状態なので載せるのを控え様と 思ったのですが　私の写真では　危険を　訴えるのに 迫力無いので イエローハウスさんの提供いただき　載せました 普通人は　刺されると　このように　なります 注意してください
水抜き	2002/11 皆さんは　耳に水が入った時　どの様にして 水を抜きますか �@水の入った耳を下になる様　首を曲げ　片足で 　　立って何回もジャンプして　着地の衝撃で 　　水を出す �A綿棒で耳掃除をして吸い取る �B磯場の太陽で温まった石に耳を上から付け　 　　空気膨張で　水を抜く 私は�Bです　�@は昔のやり方で現在は良くないと 思っていましたが有効らしいです 事件は�Aで　起こりました　いつもの友人が 海上がりの後　耳に入った水を　綿棒で掃除 数日後　耳が　痛くなり　耳鼻科に なんと　耳の中から　海草が　出てきました 多分　綿棒で　海草を　奥に　押し込んでしまった 見たいです　何で　海草が！　どんな採取やって るんでしょうか　　hamacyan　の　真似しちゃ だめよ 海では　海草に　注意しましょう こんな格好で　岩に耳を擦り付けて　採取かな hamaｃｙａｎスタイルです　手には追い出し棒　 熱帯魚網　首にはビク　着ているのはポロシャツ です
船	2003/11/9 今年は船のスクリュー巻き込まれ事故が多発して います　　知っているだけで　３名が死亡 ２名はダイバーがバックアップの船に １名は海女さんが漁船に巻き込まれて痛ましい 死亡事故です 船には十分注意しましょう　軍団は　沖で泳ぐ時 目印の黄色いウキを　引っ張っていきます 船に　知らせる意味も有ります また　船の　起こす波も危険がいっぱいです 岩場で泳ぐ時は　岩の沖側には　近づかない様に しています　近づいた時　船による　高波が来ると 岩に叩きつけられ　それが引く時　体が　岩の表面の 貝にこすり付けられ　体はズタズタに　引き裂かれて しまいます　現実　知人が　９日このような　事故に 会いました　注意しましょう