ウォーター

 

1964



第一回東京オリンピック大会が開催されましたのは
大学2年生の時でした 
高校からフェンシングのフルーレをやっていましたが
大学ではでやる自信がなく 悩みましたが
競技の楽しさが忘れられず 皆に遅れて 8月に入部
エペに種目をかえて かなり頑張って 2年の春の
関東リーグ団体戦にレギュラーとして出場 
しかし 4月には 1年間 応用化学の研究室に
入ることが決まっていた
ので 大学の許可もらての
出場でした
当然 部も休部 オリンピック開催年でしたので
部員は 手伝いに駆り出され 私だけが 暗い
研究室で実験手伝いしていたので 
オリンピックに関わる事が出来ませんでした
男子フルーレ団体で4位 メダルには届きません
でしたが 凄いことでした

2019

 
第二回東京オリンピック開催が決定したので 今回は何とか観戦しいとチケット応募したが全て外れ
武器検査係も面接試験を日程取り違えて失格
最後の手段としてボランティア応募 何とか入り込め
ました
2020  コロナで1年延期 

2021/7/23

 
いよいよ待ちに待った東京オリンピック開催です
結局 無観客となり 試合を見れるのは 我々
スタッフだけとなり チケットが外れた時は不運を
嘆いたが なんと 強運
7/21幕張メッセにて説明会 7/23メッセBホール
にて各役割担当の会場の細かい設営を しました
私の担当は試合当日の選手 練習場です

試合当日者練習場
一部屋8ピストが繋がった2室あります
 2021/7/24 会場全景


フェンシングは細長いビスト(試合場)で
試合用が4本 決勝用が1本 計5本
青い床の四隅に白く見えるのがピスト
決勝ピストは中央に一段高くして設置されています
白くポツポツ見えるのが観客席 でもコロナで
残念ながら無観客となりました
この時は日本選手が決勝に残れるとは
夢にも思いませんでした


入り口のマスコットまえで


私の属している千葉市のクラブ員 6名参加です
高校のクラブからは3名
大学のクラブからは4名参加しました


当日練習場のボランティア交代で選手のバックアップ
2021/7/30
 
フェンシング競技も残り2日となりましたが
日本勢 エペ サーベル フルーレの個人戦
サーベルの団体戦と不振
残すは今日のエペ団体 明日のフルーレ団体

私はエペをやっているので なんとか頑張ってほしい
幸運にも今日はボランティア休みの日
朝からフル観戦 目いっぱい応援しました
観戦と言ってもコロナで無観客試合になったので
観客席には入れません 観客席の水平通路からの
観戦です 
参加国は昨年からの戦績から8ヶ国が出ますが
日本は別枠の開催国枠でエペ団体を選んでの参加
従って9ヶ国のトーナメント戦で 3名と相手国の3名
で総当たりし(9試合)45ポイント取った方が勝ち

まずは8番枠のアメリカと対戦します
一回戦ですが一回戦は1試合しかなく予選の感じ

日本選手は見延山田加納の3選手 アメリカは強く
見延の不調が有って中盤で8ポイント差エペの
特殊さからこの点差は逆転不能絶望的です
やはりエペ団体もダメかとあきらめましたが
途中見延に代わって宇山投入 そこから奇跡の
逆転劇が始まりました
最終的に45:39で勝ちました

準々決勝はフランスと対戦
フランスは決勝じランク1位の最強チーム
勝てるはずが無いのですが 最後までリード
されていますがよく付いて行き 最後の最後
43-44 で加納が一本取られれば負けなのですが
2本続けて接近戦を制し逆転勝ち
2試合連続の逆転勝ちで 興奮が覚めない
凄いことです 感激です

準決勝は韓国 45:38
決勝はロシア  45:36 で金メダル
準決勝 決勝は 圧勝で順当な戦いで危なげない
勝利でした
会場は無観客でしたが スタッフは感激の嵐でした
私もこの劇的な特にアメリカ戦フランス戦の
試合に立ち会えて感激です





試合結果
 
 2021/7/31 今日は最後のフルーレ団体
前回1964年オリンピック4位でしたが
今回も同じ4位メダルに届きませんでした 残念
   高校1年の時運動とは無縁だったのに 巡り
あわせでフェンシング初め 社会人としての
基礎ができたし 
今回もオリンピックも不運が続き観戦できないと
思いましたが 最後の手段がボランティアでしたが 
無観客となり スタッフだけが歴史的快挙に
立ち会えました
フェンシングに関係で来たことが幸せだったです
オリンピックは終わりますが 体の許す限り
関わっていくつもりです

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